座り時間と死亡リスクについての研究結果とその対策

オーストラリア成人222497人の座り時間と全死因死亡リスクについて

以下グラフのように、週に300分運動している人でも、長時間(11時間以上)座っている人は死亡リスクが高まるという研究結果が出ている。

これは、運動していても座る時間が長ければ、死亡リスクが高まるということなので、運動していれば大丈夫であろうと一般的には、そう考える人が多いと思われるので、とてもショッキングな研究結果だと思います。下の別表Cでは、心血管疾患または糖尿病を持った人の場合(n = 52 229)はより死亡リスクが高まることを表している。

これらのことから、長時間の座位は、すでに心疾患や糖尿病のある状態には、かなり高リスクであることが明らかである。

そして下のグラフは、早歩きをすると長生きするという研究結果である。

姿勢サイエンス協会では、これらの研究結果を踏まえ、座り姿勢コンサルティングセミナーを通して、座る姿勢を健康においての一つの重要なファクターとして、そのリセットの必要性=早く歩くことの重要性についても多くの方に伝えて行きたいと考えています。

代表 木津直昭

*姿勢サイエンス協会主催の『根拠ある姿勢を学ぶ』セミナーはこちらからご覧ください

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